これまで譜面は読めない、バークリーではなにも勉強しなかったと答えてきたレブ。楽譜が読めない、あるいは音楽理論を身に付けていないことは損なのか?得もあるのか?そんなUltimate Guitar.comのインタビューに答えています。(ウェブで公開されているのは一部なのかも)

―あなたがギターを弾くようになったきっかけと、最初に弾いてみたいと思った曲を教えてください。

最初はピアニストになりたいと思っていたんだ。エルトン・ジョンかビリー・ジョエルになりたいと思って、4歳から弾いていたよ。ピアノに夢中で、すごくかっこいいと思っていたんだ…KISSを見るまでは。KISSを見た瞬間にピアノは終わったね。13歳の時にマジソン・スクエア・ガーデンのライブでエース・フレーリーを一目見た時から、これだ!と。見た瞬間に、これがやりたい、やるべきことだと思ったんだ。

その前に母がクリスマスにギターをプレゼントしてくれていたんだけど、何カ月もベッドの下にほったらかしにしてた。弾こうとしたんだけど難しくて、ぜんぜん弾いてなかった。でも、KISSのライブを見たとたんに、がぜん弾きたくなったよ。フォークギターを弾く人を知っていたんで、ベーシックなコードを教えてもらったんだ。

―私はギターを弾くきっかけは何でしたかという質問をよくするのですが、KISSはすごく多いんです。ジミ・ヘンドリクスも多いですが…KISSの何があなたを惹きつけたんでしょう?

KISSが出てきた時のことは、本当に忘れられないよ。KISSのようなバンドは、それまで存在しなかった。ジミヘンは、俺は63年生まれだから、リアルタイムじゃないんだ。ジミヘンに影響を受けた人たちの影響を受けた、というところだね。
でも、KISSはちょうど子どもだったし、バンドそのものも、バンドに関するものも好きだった。エースは宇宙から来たと思ってたしね。ステージも大好きだった。その頃、ステージママみたいな人がいて、よく舞台に出されていたんだよ。それで舞台関係のものが大好きなんだ。

エースは本当にロックスターだった。今でもそうだよ。彼がライブで他の人とジャムしようと出てくると、そういう時は他のギタリストだったらみんな喜ぶだけだろうけど、エースとなったら狂喜乱舞だよ!すごいんだ。エースはジョー・サトリアーニとか、そういうギタリストとは違って、ただただ、かっこいい。アンプをフルにして、ただ弾くだけでかっこいいんだ。

―あなたのバックグラウンドにピアノがあるということですが、音楽教育的なものは受けましたか?

いや、なんにも。

―音楽教育を受けていないことは、ギタリストとしてのキャリアにプラスでしたか、マイナスでしたか?音楽教育を受けていないから、自分の音を見付けられたのでしょうか。

譜面が読めないことは、プラスよりもマイナスのことが多かったと思うよ。できたらよかったのにと思ったこともある。ホール&オーツのオーディションを受けた時、正しくコードが弾けなかったんだ。音は正しかったけれど、転回が違ったんだ。 ‘Rich Girl’ だったかな…その弾くべきコードをやったことがなくて、すごく弾きづらかったんだ。ソロ演奏は気に入られたし、自分でもソロをアピールして、確かにすばらしいねと言ってもらえた。でも、コードが弾けなかったんだ。自分に馴染みのないコードだから、練習すればできますと言ったけど、落ちてしまったね。他にも何度かそういうことがあったよ。譜面が読めたらよかったのにな、というようなことが。

でも、音楽学校に4年間行って、なんのソウルも身に付けずに卒業した人を、学生時代から何人も見たよ。みんな同じような音しか出せない。バークリーの連中もスケールやなんか弾くけど、同じに聞こえるよ。俺はもう自分のサウンドを持っていたし、それが気に入ってたからね。

どこかで音楽がかかってる時に、あ、これ俺!ってわかる瞬間が好きなんだよ。バークリーに留まって学期末パーティを2回やったほうがよかったとは思わないね。

―バークリーのパーティは楽しいらしいですね。

あの頃は楽しかったよ。1982年だね。バークリーで付き合ってた子がいてね。可愛い子だったし、楽しかったよ。授業にはぜんぜん出ずに、ジャムばっかりしてた。

ギターの教師が最悪で、ピックの持ち方がなってない、座り方が違う、それじゃうまくならんぞ、そんな弾き方じゃ俺みたいに稼げるギタリストにはなれないからなって言ったんだ。それで、車に飛び乗って走り去ったというわけ。

高校では「一番ロックスターになりそうな人」に選ばれてたし、自分の居場所はステージにあると思っているよ。外向的な性格だし、ステージにいるのがしっくりするんだ。耳がいいし、それがどういうことかもわかってる。自分がロックスターだとは、自分では思っていないけれど、たくさんの成功を収めてきたと思っているよ。